63番 吉祥寺から65番 三角寺まで(2日間コース)

63番から65番まで49.4km、2日間コースです。
64番へは3.3km、64番からは久しぶりのロングコースです。
石鎚温泉で身体を癒し、2日かけてゆっくり着実に歩きましょう。
野宿地は新浜市民の森キャンプ場あたりか?


<各札所と野宿候補地、温泉、銭湯の情報ーー場所情報はKMLファイルに入っています>

63吉祥寺(きちじょうじ)
愛媛県西条市にある東寺真言宗の寺院である。ご本尊は毘沙門天で脇士は吉祥天と善膩師童子、弘法大師が人々の貧苦を救わんものと一刀三礼して刻まれた。密教山(みっきょうざん)、胎蔵院(たいぞういん)と号す。本尊が毘沙門天であるのは八十八箇所では本寺のみ。本堂前の成就石に向かって目をつぶり金剛杖を前にかざして願い事を念じながら歩き出す。そして石の穴に杖が通れば願い事が適う。寺宝にはマリヤ観音像がある。
本尊真言:おん べいしら まんだや そわか
御詠歌:身のうちの悪しき悲報を打ちすてて みな吉祥を望み祈れよ

64前神寺(まえがみじ)
愛媛県西条市州之内にある真言宗石鈇派総本山の寺院。石鎚山は役の小角によって開かれた日本7霊山の一つの麓に位置する。小角は山頂で苦行し蔵王権現を感得し尊像を刻んで奉安した。その後桓武天皇が病気平癒を祈願し成就したので七堂伽藍を建立し金色院前神寺とした。その後弘法大師も登山して求聞持法を修し霊場に定めた。前神寺は山頂にある石鉄権現の別当寺で明治の神仏分離で現在地に移った。山頂近くの成就には前神寺の出張所があり、ここを奥前神寺、麓の本寺を里前神寺と呼ぶ。石鈇山(いしづちさん)、金色院(こんじきいん)と号す。本尊は阿弥陀如来。
本尊真言:おん あみりた ていぜい からうん
御詠歌:前は神うしろは仏 極楽のよろずの罪をくだく いしづち



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(野宿適地)
S石鎚温泉
戸川公園
S湯之谷温泉
坂之下大師堂
新浜市民の森キャンプ場
やじま風公園
 別格 延命寺(前に東屋)
新長谷寺前休憩所
ひよけ大師
三島公園

65三角寺(さんかくじ)
愛媛県四国中央市金田町三角寺75にある高野山真言宗の寺院。聖武天皇の勅願により行基菩薩が開基し、弘法大師がご本尊の十一面観世音菩薩を刻まれさらに不動明王を刻み三角形の護摩壇を築き21日間に降伏の秘法を修された。三角寺の寺号はこの護摩壇に由来する。由霊山(ゆれいざん)、慈尊院(じそんいん)と号す。三角寺山(海抜450m)の中腹にありかつてはかなりの厳しい山道を登らねばならぬ難所寺であったという。伊予国最後の札所である。ご本尊は子安観音、厄除観音として信仰されている。
本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
御詠歌:おそろしや三つの角にも入るならば 心をまろく慈悲を念ぜよ

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ルート情報63番から65番 KMLファイル