40番 観自在寺から43番 明石寺まで(3日間コース)

40番から43番まで3日間コースです。
40番から41番は47kmもあります。
このコースも遍路道を歩くコースとGoogle Mapで作成した歩きコースを作成しました。
遍路道コースで64km、Googleコースで67kmです。
両コースの分岐点は柏崎で山越えをするコースと56号線に沿い歩くコースに分かれ、大門あたりで合流します。
その後、松尾トンネル、歯長トンネルを通るか、遍路道を通り、トンネルを回避するかを選びます。
迷わず進めるのが公道中心のGoogleコース、しかし同じ苦労するなら遍路道を、どちらを選びますか?
でも、雨の日は迷わずGoogleコースを選んでください。特に歯長峠越えは鎖場のある難物です。
56号線沿いには三方壁に囲われたバス停があり野宿に適しています。
初日は熱田温泉に浸かりましょう。


40観自在寺(かんじざいじ)
愛媛県南宇和郡愛南町にある真言宗大覚寺派の寺院。平城天皇の勅願所として弘法大師によって開基された。大師は一木に本尊の薬師如来、脇仏阿弥陀如来、十一面観世音の三体を刻まれた。平城山(へいじょうざん)、薬師院(やくしいん)と号す。第一番札所より最も離れていることから「四国霊場の裏関所」と呼ばれている。
本尊真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
御詠歌:心願や自在の春に花咲きて 浮世逃れて住むやけだもの



(野宿適地)
道の駅みょうしょう
南レク公園
八百坂峠バス停
Sゆらり内海潮の湯
柳水大師
清水大師(大師水)
康申堂
熱田温泉やすらぎの里
石丸公園
馬目木大師
天赦園公園
道の駅きさいや広場
道の駅みま


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41龍光寺(りゅうこうじ)
愛媛県宇和島市にある寺院。弘法大師がこの地に巡錫すると、白髪の老翁に導かれた。そこでこの地が霊場であることを悟り堂宇を建て、稲荷山龍光寺と号し四国霊場の総鎮守とされた。その後人々から稲荷寺として信仰され、明治の廃仏毀釈で旧堂は稲荷社となり、これまで稲荷の本地仏であった十一面観世音が本尊となった。稲荷山(いなりざん)、護国院(ごこくいん)と号す。
本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
御詠歌:この神は三国流布の密教を 守り給はん誓いとぞ聞く



42佛木寺(ぶつもくじ)
愛媛県宇和島市にある寺院。弘法大師はこの地を巡錫していたところ、牛を引いた老翁に出会い勧められるままにこの牛に乗った。すると近くの楠の枝に一つの宝珠が掛かっていた。この宝珠は大師が唐に居られるときに有縁の地を選ばれるようにと三鈷と共に東に投げた宝珠であった。大師はこの地が霊地と直感し楠で大日如来を刻みその眉の間に宝珠を収め本尊とし堂宇を建立した。一樺山(いっかざん)、毘盧舎那院(びるしゃないん)と号す。宗派は真言宗御室派 。
本尊真言:オン アビラウンケン バザラダトバン
御詠歌:草も木も仏になれる佛木寺 なお頼もしき鬼畜人天


(野宿適地)
送迎庵 見送り大師
歯長峠休憩所
道引大師
白王権現

43明石寺(めいせきじ)
愛媛県西予市にある寺院。欽明天皇の勅願により円手行者が千手観世音を安置し七堂伽藍を建立し創設した。その後弘法大師が巡錫し嵯峨天皇の勅願により荒廃した伽藍を再興して霊場にさだめられた。又、源頼朝が命の恩人である池の禅尼の菩提を弔う為に阿弥陀如来を造立して経塚を築いて堂宇を再興した。源光山(げんこうざん)、円手院(えんしゅいん)と号す。宗派は天台寺門宗。
本尊真言:おん ばざらたらま きりく そわか
御詠歌:聞くならく千手不思議の誓いには 大盤石も かろくあげ石


<KMLファイルを開きダウンロードすればGoogle Earthでバーチャル遍路をお楽しみ頂けます>

ルート情報40番から43番(遍路)KMLファイル

ルート情報40番から43番(Google)KMLファイル